教育に関係ないって・どういうことだろう

教育に関係ないっていう言葉

「自分は教育に関係ないのだけど・・・」

この言葉、実は結構よく聞く言葉。

この言葉を聞くたびに、胸の奥をつく違和感。

どういうことだろう。関係ないってどういうことだろう。

教育に関係ない人なんていない・教育は全員がプレーヤー

私の中では、ずっとこの感覚があって、
何がどうやって関係ないのか、いろいろ観察と考察を繰り返してみるが、その言葉を聞くたび、その真意がなかなかつかめない微妙な感覚に包まれていた。

教育って、全員がプレーヤー。

日々の生活がまさに教育そのもの。

一つ一つの言動が、
一つ一つの行動が、

全て教育につながっていると感じるのは、私だけなんだろうか。

学校教育=教育という構図

違和感を感じつつ、一体それがどこから来るのか、少しずつ紐解いているうちに、一つはっきりとしたことは、

「学校教育=教育」という意識と仕組みの構図の存在。

今、教育というと、学校教育を思い浮かべる人が多い。

さらに言えば、教育に関係するという表現は、教育を施す側(と考えられている立場)、つまり教師や教職についている人を指すことも多い。

もう少し言えば、その中でも義務教育期間である小学校・中学校のそれにあたる場合(高等学校まで含めてもいいのかもしれない)、顕著に「教育に関わっている」という表現に落ち着く。

日本の教育の理念は「生涯学習」

教育基本法というのをご存知であろうか。

日本の教育とは、こういう目的と、こういう理念に基づき行われているのですよ。という方向性が書かれている。

その第三条。

国民一人一人が、自己の人格を磨き、豊かな人生を送ることができるよう、その生涯にわたって、あらゆる機会に、あらゆる場所において学習することができ、その成果を適切に生かすことのできる社会の実現が図られなければならない。
生涯学習の理念といわれる条文。
これは、2006年教育基本法改正により追加された文言で、
これが、今の教育の理念にあたります。
教育=学校教育という構図は、全くもってこれから外れていることがわかるわけで、
もちろん、読み進めていくと、学校教育についても記載がある通り、学校教育が教育の一部であることは確かで、教育の中で重要な部分を占めていることも間違いありません。
第三条、もう一度、じっくり読んでみますね。
国民一人一人が、自己の人格を磨き、豊かな人生を送ることができるよう、その生涯にわたって、あらゆる機会に、あらゆる場所において学習することができ、その成果を適切に生かすことのできる社会の実現が図られなければならない。
・・・・
どうですか?どんな感じがしますか?どんな感じがしましたか?
憲法とか法律とか、そのたぐいの話をすると、途端に拒否感を起こす人、または、そういうものはどっかの誰かが勝手に決めたものだから、とか、あれはこれこれこういう過程でできたものだから、なんだかんだ・・・と続けてしまう人も少なからずいると思いますが、
その前に、それよりも、まず、この言葉そのものを読んで、咀嚼してみませんか。
1人1人が、豊かな人生を送ることができるよう
生涯にわたって、あらゆる機会に、あらゆる場所において学ぶことができ、
それを生かすことのできる社会の実現
私は、この言葉の意味そのものをよみ、現実と共に咀嚼したとき、
こんな社会の在り方と、そんな社会の実現に、素直に、その通りだよな、と感じました。
そして、そんな社会になっていることを想像したら、正直とても胸がすっきりした感覚になります。

一生に渡って学び生かす「生涯学習」の感覚が、私の中の教育の感覚

冒頭の、「自分は教育に関係ない」という言葉への違和感の正体は、これなんですね。

教育という理念の相違。

教育というのは学校の中だけで行われるものではなく、学校という場が教育のトップに来るわけでもなくて、現在の仕組みと、その捉え方において、からまり複雑化してしまっている部分でもあるのだろうと思うと、

この理念というのは、もっとそれぞれが知り、理解し、それぞれにおいて咀嚼する必要があるのではないかということも同時に感じています。

自分は教育に関係ないと言っている人、感じている人、今一度この第三条に立ち返って

教育は全員がプレーヤー。

関係ない人なんていない。

国民一人一人が、自己の人格を磨き、豊かな人生を送ることができるよう、その生涯にわたって、あらゆる機会に、あらゆる場所において学習することができ、その成果を適切に生かすことのできる社会の実現が図られなければならない。
これが日本における教育の理念。
教育に関係ない人なんていない。
教育は全員がプレーヤー。
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