教育って、
何処かの誰かの特別なものじゃなくて、
みんな一人一人の日常にある本当に些細なことから始まっている。
私は、選択的共生型教育っていう形や概念が、
この社会で増えていくといいと思っている。
「選択できる教育」というと、
すぐに学校の・・・特に授業の・・・・
と受けとめられるような感覚もあるけれど、
そういうことだけじゃなくて、
もっともっと根本的なもの。
例えば、私の中では、
選択できる教育って、
「助けて」って言えること、だったり。
今の生活や、学校の中で、
「助けて」って言う機会・言える機会、
言う体験・言える体験、
どれくらいあるのだろう。
「助けて」が言えなくて困っている人、
大人も子どもも含めて、多くない?
それは、残念ながら、
「助けて」って言える機会や体験を、
教育という名のもとに、ちょっと置き去りにしてきた部分が関係していると、私は感じています。
だからね、選択できる教育って、
そういうことも含めて、
人間が人間らしく、
人が人らしく、
あなたがあなたらしく、
生きていくのに選択できることを、
当たり前に選択できる環境になるってことだったりします。